この度、私たち多摩高校ギターアンサンブル“ギタサン”は来る3月27日、シンガポール最高のコンサートホール「エスプラネード」にて演奏会を行うことになりました。

　これは昨年８月、横浜みなとみらいホールで行われたJGA主催「全国学校ギター合奏コンクール2011」本選の演奏を会場で聴いて下さった現地インストラクターと保護者の皆さんが、ギターアンサンブル愛好者をはじめとする「たくさんのシンガポールの皆さんに“タマハイ”を紹介したい」という強い思いと、シンガポールの皆さんが私たち日本に贈ってくれた「大震災への援助への感謝を示したい」という想いが結びついた演奏会です。 　ありふれた公立高校のマイナーなクラブに過ぎない私たちをシンガポール１、否、世界有数の素晴らしいホールで演奏させようなどという途方もない計画を立て実行しようとする現地の方々の熱い思いに応えられるよう、今、私たちは全力を尽くしています。

　なんと言っても私たちにとって初めての海外公演（！！）が世界の一流音楽家のみが公演出来るエスプラネードであり、ギター合奏がその舞台に立つのも初めてなのです。

　シンガポールの5つの学校の校長連名の正式な招待状が届いてから僅か数か月。通常ではありえないことですが、そこは多摩高校長先生はじめ顧問の先生方も私たちを信頼し特別に許可を与えて下さいました。

　その信頼を裏切らないよう、そしてこの困難な時期に経済的な負担をして下さった保護者の応援に全力で応えられるように、私たちは演奏をしたいと思います。

　温かく見守って頂ければ幸いです。

多摩高校ギターサンサンブル部　55期＆56期


☆昨年度に行われた現地校生徒との交流会の様子☆